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●第2戦にむけて整備

2月の開幕戦のあと、いつもお世話になりっぱなしのレーシングサポート・クラブワイズさんにマシンを持って行き、エンジンを開けた。
見てもらうなり「あまりよい状態ではないな…」とクラブワイズの山田さんに指摘を受け、図らずも今回、亡きNさんがやり残したエンジン腰下のオーバーホール(OH)をすることとなった。
前回のレースのあとエンジンは抱きつき、ピストンの上にはアルミの粉のような怪しいカーボンも付着(なんでいつも…)。
私も習いながらエンジンを下ろした。
一旦エンジンはワイズに預け、一週間ぐらい後OHの済んだエンジンを組みにワイズにお邪魔する。

ワイズに行くとエンジンは組み上げ最終段階。
整備の師匠「べ〜氏」の居る間にダッシュでフロントブレーキパッド交換!
BUT!
私のMHは旧式のため新しい型用のプロジェクトμのパッドがギリギリ。パッドをヤスリで削り、後は力技でべ〜にやってもらう。
そのあとリアサス交換。組み上がったエンジンを山田さんと載せるがエンジンマウントのスペーサーが特殊なことをしてあったので困ってしまった。
とにかく手こずりつつ、エンジンを載せ、ピストンを付け、シリンダーを付けた。 あとはマフラー、プラグ、オイル等。。。

あ〜自信ない。(自分でやったから)でも一発で分かったことあったし、百聞は一見にしかず!
何回も人の作業で見てきたピストン交換。やってみたらいろいろな意味も分かってほ〜っと感心。

バイクって上手くできてますね!(今さら感)

二日間もワイズに入り浸りなんとか完成!! (超迷惑な客です…ハイ)

MHをホ−ミーに積み、翌朝4時に起きて、一路岡山県・TIサーキットへ!
クランクとピストンの慣らしをする。
まず暖気慣らし。
三回に分けてレーシングと負荷をかけたやり方でピストンを慣らす。
そしていよいよ実際にコースに入ってクランクの慣らしだ。慣れていない私は慣らしが苦手。
なんとかするもほんと難しかった。 残りの練習走行枠1本は慣らしの続きと、普通に走る。
タイムは出なかったがまあ今日はこれで。自分でメンテをして、走って。頭一杯、不安いっぱいだったけど、ワイズの人がいててくれたのでほんと心強かった。

練習も済み、私はそのままレースまでイケイケでいけるものだと信じて疑わなかったが…

………

慣らし2週間後の4月20日練習走行時、ついにシリンダーの異常がみられ、またもやピストンを抱いてしまっていた…。ついでにデトネーション(異常燃焼)でヘッドまで溶かすという御丁寧さ…。
レース1週間前にして原因が突き止められたが、予備のシリンダーとヘッド等どう用意するか。困った…。


しかしここで私に救世主があらわれる。

 

●レース前々日

今回2H3Hの耐久が併催され、連休を使っての2DAYのレース日程となり、私達MH80クラスは月曜(祝)に予選決勝となっていた。
練習枠は土曜、一旦帰って月曜に朝からTI入りというややこしいスケジュールとなった。
2度の抱きつきにへこんだ私は今回ぶっつけで走ることにして、土曜は受付と車検だけ済まして帰ってしまうことにした。
もう走れば走るほど悪化するエンジンの症状。しかし、悪しき原因を発見して、私は別のMH80を入手していた。

たまたま巡り合わせで、私にMH80をくれるという奇特な青年が現われ、レース一週間前、彼の家に急いだ。
彼は、MH80を買ったものの環境が整わず泣く泣く手放すという。
いままで 一緒に走ろうねと話は進んでいたのに…。
私の中では、できればそれには手をつけずに預かるつもりで考えていたが一転して彼のMHからヘッドとシリンダーとピストン、そして又クラックが進んで液ダレ中のタンクまで移植することとなった。

そのマシンは美しく、転倒傷も大したモノではないことが私にも分かったので、本当に申し訳なかった。

でも背に腹はかえられない。
いただきます。

 


●レース当日

30分だけ仮眠を取り、朝1時に起きてまだ眠っているまちゅみを起す。
まちゅみとは『女だけの食事会』で仲良くなり、今回ヘルパーとして来てくれると言ってくれたミニバイクもガンガン行っちゃう女の子だ。
はるばる明石から大阪まで電車で来てもらい、お家で仮眠をとって、TIに向かった。
久々の同行者でわくわくしないわけはない!!
それから元同じ職場で、今はミニバイクでも御一緒してるたけぞうさんを迎えに行き、そこからMH80を譲ってくれたバイパー君をお迎えに行き、4人でTIに入った。

 

  
 (左から)
まちゅみ、バイパー君、たけぞうさん みんなと行ったら楽しかったわ!

 

だめだめだった1戦と違って、ヘルパーさんが3人も!!
自然と志気は高まり、ええ格好しいの私は
『みんなに「きてよかった〜」って思えるようなレースにしたいっ!!』とそれだけを考えて走った。

天気予報はやや外れて、雨。

朝のフリー走行ではプチハーフウエット(なんだそりゃ!?)で、どっちつかずの路面。
おニュ−タイヤはグリップせず、接地感なし!!
ただこけずに20分走ったら、タイヤは暖まりもしなかった。

10分後すぐ予選。
もういくっきゃない!

小さな脳で考えた。
「 ここはもう、ドライに近い走り方でいけるんじゃないか?」
現にS80クラスのバイクは何台かスリックっぽいからMH80はもう『雨』らしい走り方はしなくていいだろう!(根拠なし)

それが当たって7番中2番手で予選は終えた。
それはそれは嬉しくてもちろんあちこちにメールしまくる私。
しかし予選の正式発表の用紙をみて転けそうになったけど(決していいタイムでなかったため)。

一旦私は休憩。 決勝は昼過ぎだから(初めて午後にレースがまたがる)。

お馴染みのS本君がI田さんとペアでN250の2時間耐久を走る。
今回異様に(意外に)速くなって行く彼等に私は戸惑いながらも(爆)記念に耐久用のあみ〜ごお手製プリントのTシャツをお揃いで用意させてもらった。
今日は着れなかった(寒かった)が、気に入ってもらった。(
後日写真をUPします。)

空はどんよりと曇りながらも雨は降らずに完全なるドライコンディション!

予選結果に恥じぬよう走ろう!!

 

 

…え〜っと

そこでアクシデント発生!!!

またかよ〜…

現地にいない旦那からの電話オファーで決勝前に(うん、私にはね時間が足りなさ気)にピストンの当たりをみろと…。
う〜んなんで今いう??

でもW夫妻、A君、整備士学校の先生のI本君、まちゅみ、バイパー君、たけぞうさんとフル動員してエンジンを見る。
「やっぱ、少し当たりがきついね」ということで ペーパーを当てて、再び組む。
私は工具を持ってうろうろ。
一番無意味な行動で邪魔してました。(T▽T)あはは…

出走前点検を済ませ、グリッドに着く。

 


前はS80ばかり。

『お〜っ!いいみはらし!!』

喜んでばかりはいられない。
苦手なスタートが待っている。

サイティングラップをまわり、グリーンフラッグ、そして

シグナルはブルー!


スタートは練習したのにも関わらず今回例にないほど最悪なものだった。

 

 

大失速
止まってしまうかと思ったヨ…

1コーナーをもうっ必死に入り込む!

スタートですでに3台のMHに先を行かれ、その上S80が混ざると言う今までにない混戦で始まった!
おかげで前は団子状態、そこに近付いて1台パス。

見える範囲でMH80は2台。
あれ?私番手??
その上まだ前は射程圏内、時間たっぷり!一発勝負すればポジションを未知の世界へぶっ込める!!

 

走ってて思った。
このエンジン速い!!!!

裏のストレートでぐんぐん前のマシンに近付く!

『よし!ここはスリップ使ってぇ…
お〜〜〜っ!スリップ使わなくても断然速いぞー!このエンジン!!』

今までなんだったのしょうか??

大柄の男性にストレートでパスされてきた苦い記憶。
それが嫌でなけなしの小遣いはたいて買ったチャンバーは思ったほど速くは感じなかった。
セッティングの難しさ。マシンを作ると言う行為に諦めすら抱いていたのに。

 

 

コレが原因だったのね!

←コレ

 

いったんはストレートエンドでトップになるもヘアピンでまた抜き返される。(ひょえ〜っ!カッチョワリ〜!)

しかし今回無理できない症状があった。それは前の練習からどうしても治らない症状。
フロントにとことん接地感がない。
コレに耐える自信が私にはなかった。恥ずかしながら安全マージンを多くとって走っていたことになる。
突っ込みも甘く、コーナリングは大回りで寝かせなかった。

握りゴケをイメージするにたやすいフロントの症状に合わせて、リアもドドッと流れ出し、リズムが狂ってくる。
『ヤバい!また抜き返されるのかな?』
やや臆病になりながら後ろだけは絶対見ない!

 

一体何位争いなんだろ?
私はサインボード見ない人だからいいわ、と断ったけど、これってやっぱいるんだったのかなあ〜?
でも、たぶん発見できずに終わっちゃうんだろうな。
ボード出してる人に悪いしね。しかし、どやねん?何位だろ??

 

一人で一通り悩むが、走る方に専念する方が賢明だ。

周回もおわりに近付いた頃、私の後ろからインを突く、マシンあり!

『やば!後ろがきた!!』

しかし、すぐにS80だと判明。

彼には一周目にイン側からマシンぶつけられて危うく押し出し食らってこけるとこだったので障らぬ神になんとやら、すぐ前にいかせたら、なんと前を行くMHに接触!!
それも数回!
『 わ!なにやってんの?!』
接触だけで転倒は免れた2台だったが、おかげで2番手を走るMHがスピードが乗せられぬまま、昇りのアトウッドコーナーになってしまい、私は怪我の功名で2位浮上

 


でも

この先カーブあり

インから突っ込まれるかも!たぶんそうだ!でも現時点では私はこけるのは嫌だ(正直に)賢くない。もう最終ラップなはずだし。
結局悩みつつ、

 

だ〜っ!!! なんとかこのままいかせてよ〜〜〜!!

意識は後ろに置きつつも、

下りの左左、短いストレート、Wヘアピン、最終一個手前、そして最終コーナー…

 

 

 

 

うん?こないぞ!!!

いいのん?今日はストレート速いでっ!

最終コーナー立ち上がって一気に加速!!!

 

そしてゴールラインを通過!!!

 

 

 

 

初準優勝!!

 

 

 

猿山(裏のストレート側の高台)でみんなが見ててくれて、最後は降りて並んで手を降ってくれた。
感動した!
ナーバスなったり、いじけたりしながらも結局は
いいエンジンとタナボタも手伝って、今回はとっても満足行く結果になった。
釣り関係のお友達・たけやんも昨年夏以来久しぶりにお友達と観戦に来てくれて、喜んでくれたようだし、初シャンペンシャワーも出来たし、

 

賞品はこんなにいいものだったし、万々歳だった。


CDラジカセはバイパー君に『シリンダー賞』として進呈!

 

旦那に電話を入れて結果報告をした。
『最初3台で争っててね〜3位かな〜?って思ってたらなんとタナボタ2位だったよ!』というと『あ〜残念だったなあ。優勝は無理やったんやなあ』と。

やっぱ旦那、ちとちがうなあ(爆)

今回もたくさんの人に支えられて怪我もなく、故障もなく終えることとなりましたことをこの場を借りてお礼申し上げます。
もっと勉強しますので、見放さないで下さい。

 

今回このレースに朝から晩まで付き合ってくれた
まちゅみ、バイパー君、たけぞうさん本当にありがとう!!

よかったら次回も是非、このへなちょこライダーと楽しんでください!!

楽しかったよ!!!!

 

 

<プチなお知らせ>

  今回かなりTIのレースクインが可愛かったらしいです。(たけやんエロいぞ)
写真をクリックすると大きな画像が出ます

 

 

●写真提供:たけぞうさん、たけやん

 

次回TIロードレース選手権は6月30日です。

 

 

 

 

 

 


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