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●大事な三戦目!
前回準優勝で勢いづいたと思われた選手権だが、前回譲り受けたMHを車庫のスペースの関係で売ることになり、シリンダーが新しいものに変わった。
今回はそれを慣らししてレースに挑むのだがまたもやトラブル続き!新しいシリンダーは型も新型でそのスペックを発揮すれば今までの旧型よりタイムが出る(旦那論)らしい。
しかし、今までの私の頼り無いデータですら意味がなくなるらしいし、レース前にバタバタするのはいやだった。
結果をいうと
たった3枠しか練習しないままレース当日がやってきてしまった。練習走行等、旦那は自分のシュミレーションが決まっているらしく、私からの走行データはあまり信用していない。ハッキリ言ってそれが嫌でレースを辞めてしまおうかと思ったくらいだった。弟からも
『お金もないし、仕事で練習もままならないからレース今回で辞めるわ』
といわれて、その数日前にもA君から
『金銭的に厳しくなったので引退します』
と電話をもらったりで、ハッキリ言ってやる気なしの状態。
そこへもってきて私のマシンのセッティングはてんで合わないまま前日走行も『走っても無駄!』と辞めさせられておもしろくない。
タイムも必死でやってもベストの3秒落ち。
整備の面白いとこも持っていかれてやってられません。愚痴はこのくらいにして(実はMacの不調で書いていたレポートもさっき消え失せたところ)レースは梅雨らしく雨になるらしい。
●レース当日予選一時間前に弟が来た。
仕事の関係上、どうしても朝からしか来れない。
前の週の練習走行のままだったため、かなり不安気で『こんなん走らへんで、全然回転数いかんもん』と悶々と整備して、彼は雨を期待していた。
バイク便である彼は雨が得意で『雨さえ降ればカバー出来る』と言っていた。彼は1200ccクラスのマシン相手に耐久にでて、ZXR400で入賞した。
それもやはり雨だった。
予選はドライだった。
今回はレース整備士学校の講師・I本君に甘える形となった。
I本君はNさんと地方を回っていたので若いがその腕は信頼出来、またもやもったいないくらいのメカ。
でも、私との行き当たりばったりで不安なやりとりにややうんざり気味ではあったかも。
予選でもマシンは思った方向にいかず、私はI本君にマシンの状況をうまく伝えられず、I本君ばかりが動いていた。
ふとなんとなくNさんといる気がした。
成長しない私にNさん、呆れてるかな〜。決勝前にとうとう降ってきた。
周りは一斉にレインに交換し始め忙しくなってきたが、MH80はタイヤ交換は禁止。
タイヤサービスで交換したタイヤを取りに行った時、遠くでこんな声も聞かれた。
『気の毒にな、MHクラスはあれで今日の雨ん中走るんやろう?俺死んでもいややな』そんなタイヤで本日8台エントリー。
出走前点検(部品等再確認をオフシャルが再確認します)を受けて雨のコースへ。実は雨は昨年の四月末のレース以来、一年ぶりだった。
やっぱり雨が嫌いな私、今回もタイヤウォーマーを貸して頂けたので、気分はまだマシかもしれない。
でもこのニュルニュル感。はあ〜っ(T▽T)本降りとまでは行かないまでもこの雨で十分コースは濡れ、視界も悪い。
せめてスタートだけはと意気込んだシグナル!!
もう言い訳できないくらいの大失敗!
Ohaレーシング・あみ〜ごの定説となっていくのか?!
しかしぎゅうぎゅうに団子になってるとこに入っていけ、なんとかS8も混ぜて何台かパス出来た。
しかし!そのまま私はオーバースピードになってしまい(ブレーキを無闇にかけられないから)2コーナーに向かう。いくらなんでもこのスピードじゃあ倒せないし!
『きゃ〜〜っ!まがって〜〜〜!』なんとかギリギリコース上からでずにそのままのマージンで走れたが、これは一発勝負用だな、命いくらあっても足りませんわ。
ここからMHの独特な走り方になっていく。
マシンは倒さない。
コーナリング中は全く加速できない。しかし、調子に乗っていたら後ろから赤いマシンがパスしていった。
ターンオーバーのレッドではないか!?今期不調で喘いでいた彼がどんどん離れていく。
飛んでしまうで!と思いきや、うまく走り去っていく。あ、レインマスターや。雨強かったんだ。
ブルーも一度は私を抜くもレッドほどの精鋭さはなく、私と一緒に『にゅる!ずる!』っとやっていた。
半分くらい消化したところで『たぶん、私四位くらいだろうな。このまま終わったら表彰台もトロフィーもポイントもない。このままではだめだ。…玉砕覚悟でイクか』
そんな考えで頭がいっぱいになった。
私のレースの目的はズバリ!
シリーズ終了してTIのレストランで行なわれる『ポイントランキング表彰パーティ』であり、完走ではない。
雨は大の苦手だけど、利用してがんばって前に出なければ。
まだレッドは遠くに見えている。
マシンがいまいち走ってないけどそれもイコールコンディション!
ペースを上げ、1コーナーを過ぎ2コーナーもタイヤが前後ともハイドロプレーン現象かと思うよなふらつきを感じつつ、高速S字を抜けて、大きなバンクのついたアトウッドカーブに入った勾配があるのでここではアクセルを開けるとこで、私はゆっくりとパーシャル状態から加速した。ざざっ!とまずはリアが滑り、それに耐えたものの、昇りでフロントが抜けていたのか、しまいにはフロントも切れ込み、そのまま転倒!
ドロのグラベルで回転かかったように回り、そのままマシンもグラベルに刺さった。
再スタートしようとマシンを起こしにかかっていたら、オフィシャルがさっさと起こし、マシンを持っていってしまった。
マシンをみたらドロだらけだったが、外傷はカウルステーくらいだった。
悔しくて雨に涙が混ざった。
またもや大事なとこでこれだ。
Dapooさんに塗っていただいたヘルメットはドロだらけになったが、ほぼ無傷で不幸中の幸だった。回収車に乗ってコース上を帰っていくと、遠くの表彰式が聞こえる。
かなし〜・・・。ただそれだけ。またメカさんに申し訳ないなあ。ごめんな〜ピットに帰ってみると弟が優勝、レッドは3位だったと聞いた。
すごい複雑。やっぱり悔しい。マシンも身体も雨のおかげで対した損傷もなかった。
今後私にできることは早く新しいシリンダーのセッティングをやってしまう。
ヴィ〜ヴィ−となんだかまだまだ合ってない音。
頑張ります。
今回優勝して次回からは出ない弟の走り
次回TIロードレース選手権は8月11日です。